イレウスの主な症状は?
腹痛や腹部膨満感(お腹の張り)、
排便の停止、嘔吐などです。
このうち、最も典型的な症状は、嘔吐です。
腹痛や腹部膨満感、排便の停止の症状は、現れないケースもあります。
また、絞扼性イレウス(腸管の血流障害を伴ったイレウス)は、治療に緊急を要し、緊急手術となることも多い状態です。
この場合、特に激しい腹痛を訴えることが多く、発熱を伴うケースもあります。
イレウス(腸閉塞)とは?
何らかの原因によって、腸管内容物(食物や胃液、腸液やガスなど)の肛門側への移動が障害される状態をいいます。
イレウスは、機械的イレウスと機能的イレウスに分類。
機械的イレウス・・・
機械的イレウスとは、腸管が狭窄きょうさく(狭くすぼまること)や屈曲(折れ曲がってしまうこと)するなど、器質的な病変によって腸管内容物の流れが障害された状態。
※腸管の血流障害を伴った状態のことを、絞扼性イレウスと呼びます。絞扼性イレウスは特に重篤な状態になりやすく、緊急手術を含め、治療には緊急を要する病態です。
原因は腹部手術が原因となって起こる癒着性イレウスが6割と言われ、手術後、お腹のなかで癒着を生じ、腸管の狭窄や屈曲を起こして発症。
機能的イレウス・・・
機能的イレウスは、腸管が麻痺をしたりけいれんしたりすることで、腸管内容物の流れが障害された状態が続いて発症。
割合として、麻痺>痙攣によるイレウス(麻痺性イレウス)が多い。
骨盤のねじれをチェック
左右に横座り(お姉さん座り)をしてみましょう。
左右どちらか一方でも、横に足を出したときに痛かったり、
横座り状態で上体が真っ直ぐにならなかったりしたときには、
座りづらさを感じた側の骨盤がねじれている可能性があります。
(膝・股関節が堅い場合もあり)
また、左右どちらに足を崩しても、座りづらさを感じたり、
おしりが浮いてしまったり、
上体が真っ直ぐにならなかったりした場合も
骨盤がねじれている可能性があります。
骨盤の開きをチェック
仰向けになり、全身の力を抜いてください。
足のつま先が開いた角度をチェック見てみましょう。
左右のつま先の開き具合が同じくらいで、
開きの角度が70~90度くらいなら歪みの心配はありません。
角度が小さい場合は骨盤が狭い、
大きい場合は骨盤が開いている可能性があります。
また、左右で開く角度が違うと、左右で歪み方が違うため、
足の長さにも差が出ることがあります(見せかけの脚長差)。
一人でチェックするのは難しいので、ペアになって各々をチェックするのがベター。もちろん、セルフでやっても構いませんから!
椎間板ヘルニア とは?
頸は7椎、胸に12椎、腰には5椎の椎骨があり、椎骨と椎骨の間でクッションの役割を果たしている軟骨を椎間板といいます。この椎間板が何らかの影響を受け変性し、組織の一部が飛びだすことを椎間板ヘルニアといいます。椎間板ヘルニア人口は加齢とともに増加しますがほどんどの方は無痛で症状を発しません・・・
が、飛びだした椎間板の一部が付近にある神経を圧迫し、倦怠感や痺れ、時には激しい痛みや鈍麻などの症状を起こす場合もあります。
椎間板ヘルニアは頸部、胸部、腰部で発症しますが、中でも最も多く発症するのは腰部で、特に第4腰椎と第5腰椎の間、第5腰椎と第1仙椎間で起こる方が多いようです。
しびれが出た・・・
原因はなんだろう?
痺れの主な原因は4つに大別され、さらに個別に分けられます
・脳神経系
・脊髄神経系
・末梢神経系
・その他
脳神経系・・・
脳梗塞・脳出血・脳腫瘍・三叉神経痛など
脊髄神経系・・・
椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・脊髄症状など
末梢神経系・・・
手根管症候群・肘部管症候群・橈骨、腓骨神経麻痺・足根管症候群・帯状疱疹など
膠原病関連・血管炎・サルコイドーシス
糖尿病・尿毒症・ビタミン欠乏・ギランバレー症候群・中毒症系・薬剤性系
その他・・・
過換気症候群・電解質異常系
右側・左側・両側について
片側部位別に痺れが出る場合は末梢神経系・半身全体の場合は脳神経系の疑い
ただし、長期にわたる末梢神経系の疾患を持ってる方は症状の悪化で両側部位別に症状が出るの場合もあります。